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ACID

ACID(アシッド)はWindows用の音楽製作ソフト。 ループシーケンサーのパイオニア的存在。 エクスプローラー画面からアシッダイズ(専用ファイル)化されたオーディオファイルをドラッグ・アンド・ドロップするだけでテンポやキーが調整され楽曲が作成出来るという、楽器の演奏経験や音楽理論を必要としない音楽ソフトとしてDTMに新風を吹き込んだ。 バージョンアップを重ねた現在、上位版ではMIDIやハードディスクレコーディングをサポートしデジタルオーディオワークステーション(DAW)システムへと進化している。

1998年、米Sonic Foundry社により発売。 その後、2003年5月に米SONY PICTURES DIGITAL社にACIDを含む音楽ソフトが買収される。現在開発元はSONY CREATIVE SOFTWARE社(米国Sony Corporation of Americaの子会社)で、SONYブランドとして販売されている。SONY CREATIVE SOFTWARE社は米国ウィスコンシン州に本社を持つ。(日本では国内代理店の株式会社フックアップが継続して販売。)

もともとはSonicFoundryという会社が開発し、その会社ごとSONYに買収されたという経緯を持つのですが、ACIDの登場は、まさにDTMの革命ともいうべきことだったのです。そう、いまでは当然のように使われているループシーケンサという概念を打ち出したソフトだったからです。すでにオーディオのレコーディング、編集、ミキシングができるソフトはありましたが、オーディオのループ素材を部品のように組み合わせて簡単に曲を作れてしまうループシーケンサ、ACIDは本当に画期的なものでした。ループシーケンサとは ACID Music Studio 7 ループシーケンサとはループ素材を並べるだけで簡単に曲が作れるソフトのことです。

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その後、どんどんバージョンアップを繰り返し、最新版はACID Pro 6 PLUS(発売元:フックアップ、標準価格50,400円)というソフトとなっています。 ところが、そのエントリー版としては、ACID Music Studio 7(発売元:フックアップ、標準価格14,490円)というものが存在しています。そう、下位バージョンなのに、こちらのほうがバージョン7と先に進んでいる不思議な状態なのですが、これがかなりいいソフトなのです。価格的には1/3以下ではあるものの、ループシーケンサの機能としてはACID Pro 6 PLUSとほとんど変わりないのです。

もちろん、こまかな違いはいろいろあるものの、初心者がDTMの手始めに使っているループシーケンサとしてみれば、ほとんど差がありません。ループ素材をいろいろと組み合わせて曲を作るだけでなく、そのできた曲に合わせて歌をうたい、それをボーカルトラックとしてレコーディングすることができるというわけです。もちろん、ボーカルに限りません。ギターのソロをレコーディングしてもいいし、ベースやピアノ、バイオリンなど、さまざまな楽器を自分で弾いて、音を重ねていってもいいわけです。

多重録音が可能ですから、まずはメインボーカルのパートを歌い、つぎにコーラスパートを歌い……と一人で歌って、音を重ねていくことも可能です。そして、それらのパートは別々に録音されているので、後から、メインボーカルのみを差し替えるといったことだってできるのです。

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